3DAYS SNAP  気になるあの人の“バッグと服”。<br> ファッションエディター川島あぐり編。
3DAYS SNAP  気になるあの人の“バッグと服”。<br> ファッションエディター川島あぐり編。
3DAYS SNAP

3DAYS SNAP 気になるあの人の“バッグと服”。
ファッションエディター川島あぐり編。

定番プロダクトのサイズ違いも多数取り揃えている<アウトドアプロダクツ>。連載企画『3DAYS SNAP』の第3弾目は、そんな数あるバッグの中から「ボストンバッグ」にフィーチャー。<アウトドアプロダクツ>の定番ボストンは、カラーリングの豊富さはもちろんのこと、いろんなシーンで活躍必至の5サイズ展開。今回は、ファッションエディターでファッション誌のSNAP常連でもある川島あぐりさんに、女性でも取り入れやすい「バッグ×服」の組み合わせ方を教えてもらいました。

  • 川島あぐり
    Fashion Editor川島あぐりAguri Kawashima

    エディター、ライター。特に女性に向けたファッション、ライフスタイル、ウェルネス、カルチャーの分野でのブランディングや撮影ディレクション、デジタルマーケティングに携わる。元グラフィックデザイナーらしいグラフィカルなイメージ作りに定評がある。

    Instagram@agurikawashima) 

フェスに行くならヘルシーにまとめるのが気分。
随所に散りばめたグリーンと232のサックスブルーが相性

雑誌『GINZA』のWEBメディア「ginza.com」のエディターを経て、独立後はフリーランスとしてブランドディレクションやファッション誌のWebコンテンツ編集など、活躍の場を広げる川島あぐりさん。音楽好きの彼女は、フェスSNAPの常連でもある。「こんなご時世なので、今年はフェスに全然行けていないんですが、もし行くならこんな服が着たい!というスタイリングにしてみました」。

普段のスタイリングは、着心地重視で素材選びにこだわるという川島さん。「コットンやリネンなど、天然素材のものは肌触りがよく、心地よく着られるので、そういうものを選ぶことが多くなりました。あと、Tシャツフリークなので、Tシャツだけで100枚近く持っていて。バンドTや、グラフィックが気に入ったものをついつい収集してしまうんです」。トップスはヴィンテージや海外ECで購入したもの、友人が作ったTシャツなど、ビッグシルエットにミニマルなボトムを合わせてバランスを取るのが、彼女の定番シルエットのひとつだ。

オーバーサイズのTシャツとバイカーパンツを組み合わせたヘルシーなスタイル。野外イベントでは、遊び心あふれる健康的なファッションが気分なのだそう。「このタイダイに野菜だらけのベジT、メッセージもあってユニークでかわいいんです。ボトムは最近お気に入りのグリーン。ニット素材のバイカーパンツが珍しく、生地にシルクが入っていて穿き心地も抜群。適度に肌を出したり、ビタミンカラーを取り入れたりすることで、元気で爽やかなイメージにしました」。

誌面やブランドビジュアルのディレクションにおいても、カラフルで遊び心の効いた小物使いが印象的な川島さん。スタッキングしているアクセサリーも、その日の気分やファッションに合わせて1つずつセレクトしているそう。この日は最近ヘビーユースしているという、ゴールドのチェーンネックレスと、洋服にリンクさせたグリーンのビーズネックレスを重ねづけ。「リングもネックレスも、最近はシルバー、ゴールド気にせず一気にジャラッとつけるのにはまっていて。きっちり合わせすぎないのが気分です」。今年ひと目惚れして購入したというサファリハットは、都会でも被れるグレーのカラーがお気に入りポイントだそう。

健康的にまとめたフェススタイルに合わせるバッグは、エネルギッシュなサックスブルーの232。服や小物のグリーンとサックスブルーの相性も抜群だ。フェスや旅行のような荷物がかさばる遠出には、着替えやコスメなどを詰め込める大きめのボストンバッグと、貴重品を入れる手持ち用のミニバッグを2個持ちすることが多いそう。「このカゴバッグは、大好きなグリーンの色味に魅せられて、5年前にインドで購入したもの。海外旅行が好きで、旅がファッションや創作のインスピレーションになることも多いんです。その国でしか買えないような物を見つけるのが好きで。インドはパワフルな国で、街ゆく人々や売っている物もビビッドでエネルギーにあふれた色づかいのものが多く、パワーがもらえる国でした」。

 

久々のお出かけは、お気に入りアイテム総動員で。
ペールトーン×ビビッドカラーの231LRGが新バランス。

ご時世的なこともあり、出かけることが減ったという川島さん。街ぶらや映画館など、ちょっとしたお出かけをするときには、お気に入りのアイテムを総動員。「お出かけのハードルが高くなってしまったいま、近所の駒沢公園にふらっと行ってみたり、おうちのベランダで日光浴したり、そういう過ごし方が増えました。なので、映画を観に街に出るだけでもちょっとしたイベント感があって、ここぞとばかりにお気に入りをたくさん投入してしまいます(笑)」。

自身のファッションは、ミュージシャンや映画から影響を受けることが多かったという川島さん。「ミュージシャンのファッションの、トレンドやジェンダーに縛られない、自由な着こなしにインスピレーションを受けることが多いですね。その人らしくて、他人には真似できない感じがかっこいい。だからわたしも“モード”とかそういうジャンルにとらわれず、自由に自分らしいスタイルで楽しみたい。映画だと、GUMMOのクロエ・セヴィニーのファッションや、KIDSのユースカルチャーなムードにも影響を受けていると思います。Tシャツ好きなので、劇中に出てくるTシャツもかわいくて目が離せないんです」。

ヴィンテージのレースをリメイクしたシャツと、こちらもインドで作られたというパンツを組み合わせた夏らしい軽やかなスタイル。「このシャツ、実はメンズアイテムなんです。メンズならではの、レースだけど甘すぎない感じが気に入っていて。日本での販売数が限られていたので、なんとしても手に入れたかったアイテム。今回はミュールを合わせて街っぽくしてみたけれど、足元をビーチサンダルとかにすればこのまま海にも行けちゃいそう」。

腰部分のディテールが効いたリネンパンツは、海外ブランドのもの。「最近はネットで洋服を買うことも増えて、国内外問わず手に入るので、海外ECで買い物することが増えました。このパンツはインスタグラムがきっかけで見つけたものです」。よく見るインスタアカウントは、アーティストのSteve LacySolangeなど。「マイナーだけどイケているブランドの服をいち早く着ているので、情報源としてチェックしています。男女問わず、かわいいなと思うアーティストはフォローして参考にしています。実はこのパンツもSolangeが着ているのを見たのがきっかけでゲットしたもの」。アクセサリーは洋服に合わせて夏っぽく涼しげなシェルビーズのネックレスで。「昔アメリカ土産でもらったものが、時を経て復活しました(笑)。レースやビーズなどの“クラフト感”は、今いちばん気になるトレンドです」。

ホワイトやブルーで爽やかにまとめた街スタイルに合わせるバッグは、あえてビビッドなオレンジの231LRG。「くたっとしたシャツやパンツの素材と対照にハリのあるコーデュラナイロン、柔らかな色味に原色など、ちょっと挑戦的にあえて素材やカラーに差をつけてみると、新しいバランスが生まれて、マンネリ感もなくなります」。

 

90sムード漂うオフィススタイル。
ベージュのワンカラーコーデでワインレッドの231を際立たせる。

ファッションエディターという職業柄、THEオフィスなファッションを着る機会はほとんどないという川島さん。ジャケットやセットアップ風の着こなしは、大事な打ち合わせなど自分自身のテンションをあげたいときに身につけるそう。「オフィススタイル風にしているのに、このスタイリングはブラックカルチャーの影響が出てしまっていますね(笑)。ブラックミュージックはよく聴いていて、馴染みのあるカルチャーなので、自分のルーツのひとつにあるスタイルだと思います」。

ティーンの頃に通っていたレコードショップやライブハウスで、フライヤーを収集していたという川島さん。「当時は学生でお金もなくて、タダでもらえる映画やライブのフライヤーのデザインが貴重な情報とインスピレーションの源でした。その後、美大でデザインを学んだのち、グラフィックデザイナーとして働いていました。音楽カルチャーに近いところで遊んでいたのも今の自分に大きく影響を与えていると思います」。

同系色でまとめたジャケット×パンツのスタイル。一見定番っぽいワントーンのスタイリングだが、クロップドタンクトップを取り入れることで抜け感をプラス。「パンツはツータックのテーパードでリラックスしたシルエット。きちんと感のあるジャケットを羽織れば、これくらい大胆なインナーを着てもバランスが取れるんじゃないかな。ブラックやネイビーではなく、軽さのあるベージュを選び、素材の質感を生かしました」。ジャケット+スラックスという堅くなりがちなスタイルを、色や素材使いと肌見せで軽快にまとめた着こなしは、川島さんならでは。

ジャケットとボトムの素材を、がっつりと外す合わせ方も上級者ならでは。「ガチガチのオフィスっぽいスタイリングにならないよう、アイテムごとのバランスにこだわりました。ジャケットがチェック柄で上品な雰囲気のアイテムなので、インナーやボトムは思いっきりカジュアルにふって、メガネやベルトなどの小物類はきっちりと。このメガネはブルーライトカットになっていて、オフィスでの必需品。機能性だけじゃなく、レトロでちょっと雰囲気の出るデザインがお気に入りです」。

オフィススタイルに合わせたのは、カレッジっぽい色味にひと目惚れしたというワインレッドの231。「アメリカの大学生の通学バッグみたいなムードの色味が気に入ったので、これを際立たせたくて。だから他の色味はベージュで統一して、バッグを差し色にしました。さらに綺麗にまとまるよう、ベージュとワインレッドのトーンを合わせて。トーンや色味を揃えれば自然とまとまりが出て、上品に差し色を引き立てられます」。

旅好きでも知られる川島さん。ボストンバッグは“旅”を感じるクラシックなフォルムと機能性で、気分を盛り上げてくれるんだそう。「電車や新幹線で移動するとき、網棚にも床にも気にせずおけるのが便利なので、特に国内旅行のときボストンバッグは欠かせません。あと、サーフィンもするので、ガサッと荷物を詰め込んで車のトランクにほうり込めるのも魅力的です。今回はシティっぽいスタイリングやオフィススタイルにも挑戦してみて、どのスタイルにもぴったりフィットする使い回しやすさにびっくりしました」。

学生時代には、海外の学生っぽいムードに憧れ<アウトドアプロダクツ>のバックパックをしょっていたという川島さん。「新品ももちろんかわいいけど、わたしはクタクタになるまで使い込んで紐をギュッと伸ばして、アメリカのキッズたちみたいな雰囲気で使いたいです。バッグに名前を直書きしちゃったりしてもヴィテージっぽい味が出てきても素敵ですよね」。と、おしゃれ上級者ならではの楽しみ方も教えてくれた。

アウトドアテイストでありながら、その幅広いサイズ&カラーバリエーションで、女性も日常に取り入れやすい<アウトドアプロダクツ>のボストンバッグ。日々のスタイリングに1つ取り入れてみてはいかがだろう。

 

  • Photo:Takaki Iwata
    Edit:RIDE MEDIA&DESIGN inc.

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